日時:10月11日(土)14:00会場、14:30-16:00
定員:15名
料金:無料
場所:マップ(5)旧いますや旅館1階奥
ファシリテーター:奥本素子 総合研究大学院大学 学融合推進センター 助教
アート作品は、作品を作ったアーティストの意図を分析するだけではなく、鑑賞者が自分の経験や感覚を生かして、自分なりの解釈をすることがあります。
このワークショップでは、あえてアート作品から想起した自分の世界と向き合い、参加者同士でその世界を共有していくことを目的としています。ワークショップの前半は、研究者がアート作品から想起した世界を紹介していき、その後は、みんなで自分の世界と作品を絡めたアルバム作りを行います。小学生から大人まで、誰でも参加できます。
2:30-2:35 | ワークショップの説明 | |
2:35-2:50 | 風の世界(仮) | 読み解く作品「鉾井僑 “landscape”」 話し手 兼子明也(風の研究者) 関東学院大学 人間環境学部 人間環境デザイン学科 准教授 |
2:50-3:05 | カラスの世界(仮) | 読み解く作品「アサノコウタ “多膳の間”」 話し手 塚原直樹(カラスの研究者) 総合研究大学院大学 学融合推進センター 助教 |
3:05-3:20 | 美術館の世界(仮) | 読み解く作品「ゾーイ・マルドック “Wormwood Series”」 話し手 平井宏典(ミュージアム研究者) 和光大学 経済経営学部 講師 |
3:25-3:40 | シカの世界(仮) | 読み解く作品「有賀慎吾 “新型こけし こけしけこ”」 話し手 松本悠貴(鹿の研究者) 総合研究大学院大学 生命科学研究科 博士過程 |
3:40-4:00 | ワークショップ | 世界と解説作り 自分の世界につながる作品をカードの中から選んで、 自分の世界についてもう一つのカードに記し、アルバムに差し込む |
例:世界と解説アルバムの作成例
この部屋には土湯の人の話声を録音し、アーティストが吹き替えた音声が流れてきます。研究者である私も調査で人の様子をビデオ撮影し、再生することがあります。調査で人の会話を聞く時、その人の人格には思いをはせず、現象として捉えます。録音した言葉と人型のこけしは現実のようですが、現実ではないことの象徴のようです。奥本素子(教育工学)